カマンベール・ド・ノルマンディ

フロマージュ(チーズ)

こんにちはパティシエ夫婦です。

車で30分くらい走らせるとチーズ専門店があり、たま~に買いに行きます。

6種類買ったので1つずつゆっくりと紹介していきます!

今回食べたチーズがカマンベール・ド・ノルマンディー

カマンベール・ド・ノルマンディーとは?

AOC認定  AOP認定

乳種:牛乳(生乳)

大きさ:直径 10.5~11cm 高さ 3~4cm

重さ:250g以上

MG(脂肪):22%

ノルマンディー地方産という原産地を名乗ることが許されているフランス国内、EUお墨付きのカマンベールです。牛の無殺菌乳を使用することが義務付けられ、今でも伝統的な製法によって製造されている。

ノルマンディー地方

“カマンベール・ド・ノルマンディー”の故郷であるノルマンディー地方はフランスの北側に位置するため、葡萄が生育しにくいことからリンゴの木や洋ナシの木が栽培されています。リンゴの発泡酒シードルや洋ナシの発泡酒ポワレ、蒸留酒カルヴァドスが造られていることが有名です。

北からの湿った海風も吹く地域なので比較的降雨量もあり、牧草がよく育つ環境です。チーズをはじめ、バターや生クリームなど数多くの乳製品の名産地としても有名です。

カマンベール・ド・ノルマンディーの味わい

白カビの綿衣をまとい、表面に赤褐色の縞模様が入っている。

外皮は森の下草・マッシュルーム・土壌のような豊かな香りが漂う。しなやかでむっちりとした食感の生地からは、ミルクの旨味とほのかな酸味、腐植土やきのこのアロマが広がる。

長く熟成させると野性味…アンモニア臭がしてくる。

日本ではカマンベールは食べやすいチーズと認識されがちですが、本場のモノはしっかりした味わいです。

食べ方

まずはカットしてそのまま食べてみてください。※指でつまむとすごく指が臭いますので注意です!

フレッシュのリンゴやコンポートと一緒に食べるのもおすすめです。

モンドールでも紹介したように、白カビカマンベールはマッシュルームのような香りもあるので、きのことからめてたべても美味しいです!

ペアリング

白ワイン:すっきりした辛口(サンセール・モンルイ・ジャスにエール)

赤ワイン:タンニンの少ないフルーティーなタイプ(シルーブル・コート・ド・ニュイ・アンジュー)

ビール:アンバービール(芳香豊かな泡)

ウイスキー:シングルモルト・アイリッシュ

お茶:番茶・ほうじ茶・中国茶(グラン・ユンナン)・本山烏龍茶

フルーツジュース:りんごジュース・洋ナシのジュース・ネクター(桃・アプリコット)

シードル・ポワレ:失敗がなく定番

まとめ

まだ中心部に芯が残っている状態で食べたけどアンモニア臭がしたので、もう少し早めに食べたほうが日本人の口には合うかもしれません。

マッシュルームのような土壌のような香りが癖になります!指についた臭いは臭かったです。

チーズはデザートとして食べることが多いので、食後にすっきりとした辛口ワインと合わせていただきました。

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