ロックフォール

フロマージュ(チーズ)

こんにちはパティシエ夫婦です。

久しぶりにチーズ屋さんに行けたのでチーズの更新をしていこうと思います。

知っている方も多い「ロックフォール」を久々に購入しました!

ロックフォールとは?

伝説によると、1人の羊飼いが洞窟に羊の群れと昼食(パンと凝乳)を残して、通りかかった美しい村娘を追いかけた。ほどなくして洞窟に戻ると、凝乳にはカビが生えていたが、思い切って食べてみると、刺激は強いながらも、この上なく爽やかで美味だったという。こうしてロックフォールは誕生したと語り継がれている!

現在、ラコーニュ種の羊乳で作られるロックフォールの熟成は、同じ村の天然の洞窟で必ず行われなければならない。洞窟内では「フルーリーヌ」と呼ばれる石灰岩の亀裂から空気が流れ、通気だけではなく温度も湿度もぺニシリウム・ロックフォルティの繁殖に最適な環境となっている。昔ながらの伝統製法を守り続けている最後の生産者がカルル家で、ライ麦パンから得たぺニシリウム・ロックフォルティを自家培養して粉末状にしたものを、凝乳に植え付けている。同家のロックフォールは特に洗練されていて、塩分控えめで爽やかな刺激のある、調和の取れた繊細な味わいである。アイボリーからローズ色を帯びた表面は、清潔に保たなければならない。しっとりと湿った生地は純白で、鮮やかな青カビのマーブル模様とのコントラストが美しい。

乳種:羊乳(生乳)

大きさ:直径19~20㎝ 高さ8.5~11.5㎝

重さ:2.5~3㎏

MG/PT:28%

タイプ:青カビチーズ(ブルーチーズ)

味わい

溌溂としたシャンプーな香りが立ち上り、ほのかな酸味が感じられる。テクスチャーは緻密、ねっとりとクリーミーな食感。羊独特のアロマが広がり、爽やかな甘みとピリッとした刺激のバランスが絶妙である。塩分も多く、非常に個性的な味わい。

おすすめの食べ方

はちみつ、ナッツ、レーズン、ドライフルーツと合わせても美味

独特な風味が苦手な方は、サラダに散らしたり、ドレッシングやディップなどにすると食べやすくなります。

赤身のお肉と相性が良いので、ビーフステーキやラムチョップのソテーにソースとして使うのもおすすめです。

ペアリング

白ワイン:甘口、極甘口(ソーテルヌ、バルザック、ルピアック、ヴーヴレ、ジュランソン)

赤ワイン:タンニンがまろやかな長期熟成タイプ(カオール、マディラン、イルレギー)

天然甘口ワイン:バニュルス、モリー、ラストー

ビール:黒ビール(甘くまろやか)

ウイスキー:ピュアモルト、シングルモルト、アイリッシュ

お茶:雲南省産黒茶、セイロンティー

フルーツジュース:ネクター(洋梨)、ベリー系ジュース(イチゴ、フランボワーズ)

まとめ

久しぶりにロックフォールを食べたけど、塩気が強かったです。濃ゆい中に青カビの爽やかさが鼻を抜けていく感じです。ハチミツをかけて食べるのが好きです!定番の食べ方が定番に美味しい!でも、今回はたまたまフルーツがたくさん入ったパン(フルーツケーキのパンバージョン的な!)があったのでそれに乗せて食べましたが合いました!


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