こんにちはパティシエ夫婦です。
今回食べたチーズはハードタイプの「ベルグカーゼ」です!
イタリア産のベルグカーゼを食べたんですが、イタリア産の情報がぜんぜんなく困りました。なのでベルグカーゼの中でも一般的に知られているドイツの「アルゴイヤー・ベルクケーゼ」をまとめてみました!
アルゴイヤー・ベルクケーゼとは?
ローズ、グレーかかった外皮にはうっすらと白カビが生えている。マットな黄色の身はしなやかで、「ウズラの目(イタリアのDOPに認定されているチーズの穴、気孔を表現する言葉の1つ)」ほどの小さな穴があいている。ミルクとフレッシュハーブのアロマが強く、フィニッシュにかすかな苦味を感じる。
乳種:牛乳(生乳)
大きさ:直径40~90cm 高さ8~10cm
重さ:15~50kg
MG/PT:34%
「アルゴイヤー」とはドイツ語でアルプスをさし、アルプスの高地にある牧場で放牧された牛から絞られる新鮮な牛乳が原料である。
アルゴイヤー・ベルクケーゼが作られるバイエルン州は、ドイツ南部の最大の面積を誇る州で、スイス、チェコ、オーストリアとの国境にある。州都はミュンヘン。アルプスだけでなく森林や国立公園、自然・景観保護区をもつ自然環境の豊かな州でもある。このバイエルン州の限られた地域で作られたもののみが、「アルゴイヤー・ベルクケーゼ」として認められています。
味わい
濃厚なチーズで、ナッツのような味わいと表現されることが多いです。
ミルクとフレッシュハーブのアロマが強く、フィニッシュにかすかな苦味を感じるそう。
長期熟成によりアミノ酸の結晶ができるため、じゃりじゃりとした食感になるそうです。
外皮の香りが牛小屋のような独特な香りで、熟成期間が長いほど強くなっていきます。
日本ではなかなか購入できるところがなく、通販もない。。。チーズ専門店に行ってみてください!もしかしたらある時がくるかもしれないです!!!
ハードタイプ仲間とゆうことでコンテチーズ貼っておきます・・・。
おすすめの食べ方
ワインやビールのおつまみとしてそのまま食べるのはもちろん美味しいです。
パンにのせて、そのままでも、少し焼いても美味しいです。ドイツではポピュラーなチーズでサラダでも料理でもなんにでも合わせやすいチーズになっています。
ペアリング
白ワイン:辛口/ジヴリ、リュリー、ムルソー、サン・ペレ
赤ワイン:サン・テミリオン、コート・ド・ブール、ヴォルネ、クロ・ド・ヴジョ(若いチーズがおすすめ)
黄ワイン:ジュラ地方
ビール:ブロンドビール/ドライ・フルーティー(苦味があり、フルーティー)
ウイスキー:ピュアモルト、シングルモルト、アイリッシュ
お茶:サマー・ダージリンティー、アッサムティー、グラン・ユンナン(中国茶)
フルーツジュース:ネクター(パイナップル、パッションフルーツ)
まとめ
外皮がなかなか独特な香りだったので、取って食べました。基本的に100gとか少ない量しか購入しないので、そのまま食べることがほとんどです。外皮を取ると、香りもそこまで気にならずに食べられます。ミルクのコクとナッツのような味わいは分かりましたが、ハーブのアロマは私にはわからなかったです。。。
外皮の香りのわりに、チーズ自体の味はクセが強くなく食べやすく何にでも合うチーズな印象。クセの強いチーズを食べ過ぎて、物足りなさを感じてしまいました。
イタリア産のチーズだったからかな?ドイツのアルゴイヤー・ベルクケーゼを購入して食べたいと思います。
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