こんにちはパティシエ夫婦です。
今回はフランスで出会ってからずっと使用している塩を紹介します^^
この塩は本当に美味しく、お肉はもちろんサラダにかけてシンプルに食べるものにもおすすめです!
カマルグの塩~Fleur de sel(塩の花)~
フランスを代表する塩の産地、カマルグ。
古代ローマ時代から塩作りが盛んで、何世紀にもわたってこの地では、地中海の海水から昔ながらの製法で作り続けられており、数ある地中海沿岸産の塩の中でも特に品質の良さで知られている著名な海塩のひとつです。
地中海の海水を塩田に引くと春から夏にかけて太陽と風によって海水が濃縮されます。 はじめに水面にあらわれた結晶部分を手作業で採塩し、そのままパッケージングしました。
カマルグはまったく精製していなくても真っ白な塩です。
カマルグの塩田は、収穫直前には塩分濃度が高くなることにより藻の仲間ドナリエラが繁殖しカロテノイドを大量に産出するため、水面が神秘的なピンク色になります。カマルグの塩は製造過程で白く変化し、精製しなくても真っ白なのが特徴です。
マグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラル成分をたっぷり含んでおり、その繊細で洗練された食感と風味が、魚や肉、野菜など素材の味を引き立てます。
1mm以上の大粒のもので、よく見ると一粒一粒が結晶の形になっています。
カマルグとは
世界的に価値のある自然地区。カマルグ湿原地帯は、生物圏保護区としてユネスコに登録されています。
ローヌ河のデルタ地帯、アルルと地中海に挟まれた一帯は、カマルグと呼ばれるヨーロッパで最も美しい、自然の聖地ともいえる地域の一つです。野生の動植物が生息し、カマルグ地方自然公園(Parc naturel régional de Camargue)として自然保護地域に指定され、その自然景観の豊かさには目を見張るものがあります。
この地域で見られるピンクフラミンゴは世界的に有名です。
稲作とカマルグの潮(Fleur de sel de Camargue)でも有名です。
味わい
カマルグの塩は、年間を通して晴れの日が多い南仏で採取され、太陽の強い日差しと、風の恩恵を受け、まろやかで甘みがあり、とがりのない洗練されたマイルドな風味があります。
サラダやお肉、魚料理など、どんな料理にでも合い、素材の味を一段と引き上げてくれます。
おすすめの使い方
我が家では毎日食べるサラダにカマルグの塩をかけてます。この塩一つで味が決まり普通のサラダもワンランク上にものに感じさせるように思います。
バルサミコorワインビネガー、エキストラバージンオリーブオイル、カマルグの塩、ブラックペッパー、ピンクペッパーををサラダにかけて毎日食べています!
カルパッチョの仕上げに、ステーキを食べる時にステーキソースではなく、カマルグの塩とワサビを付けて食べたりします!
この前、天ぷらをつけて食べても美味しかったです。食材の旨味を存分に引き出してくれます!
取り扱いのあるお店
夫婦でそこら辺のスーパーなどに行って売っていたところをざっくり書いておきます!
- カルディ
- DEAN&DELUCA
- イオンスーパー
カルディはけっこう入荷待ちが多くて手に入らないこともしばしば
DEAN&DELUCAは品川駅店に売っていました!
大型のイオンスーパーでたまに見かけます!
ネットで買った方が確実で早いかもしれませんが、ご参考までに!
グロセルの方が1キロで販売していて安いですが、粒も大きいのでご注意を!
まとめ
フランスの塩(フルール・ド・セル)といえば、ゲランドをよく耳にするし、スーパーでも売られていますよね。
私たちもフランスに行くまでカマルグの塩の存在自体知りませんでした!もっと普及して、いろんなところで買えるようになると嬉しいんですけどね。。。
エクス・サン・プロヴァンスにも住んでいたので、このカマルグを知ることができ、行くこともできました!連れて行ってくれた方に感謝です!
我が家の食卓に欠かせない一品です!
価格的には高いですが、一度に少量しか使わないので125gで2~3か月ほどもちます!
一粒が1mm以上の大粒なので、かけすぎ注意です!ドレッシングやソースを作ると時に後から塩が溶けだしてくるので、、、。少量ずつ調整してください!
是非みなさんも使ってみて下さい!
今ハマっているバルサミコ酢がこれです!
酸味が抑えられていて、甘みもありサラダにとても合います^^
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