こんにちはパティシエ夫婦です。
今年も栗の季節がやってきました^^
去年よりもスムーズにできたかなと!でも、仕込む量を増やしたので時間はかかりました~
今年もスーパーで購入!4袋分購入しました。この栗すごく大粒でした!
またしても茨城県産!どこのスーパーに見に行っても茨城県産の栗しかないですね。9月に作ったのでこの時期は茨城県産が主流なのかな???
今年は鬼皮の剥き方を変えてみました!それ以外は去年のレシピ通りです。
材料
- 栗・・・1.5kg
- 重曹・・・25g
- 砂糖・・・鬼皮を剥いた栗の総量の60%
砂糖は三温糖を使用しました。
鬼皮を剥く
去年は沸騰したお湯(火は止めます)の中に数粒ずつ入れ5分ほど経ってから熱々のうちに剥く方法をやりましたが、今年はゆで卵方式を調べていたら出てきたので試してみました!
1.沸騰したお湯の中に栗を全て入れます(火傷に注意)
2.5分煮ます
3.5分煮たらすぐに氷水で冷まします
去年よりも確実に剥きやすかったです!ぜひこのゆで卵方式試してみてください!
4.栗のザラザラ部分に包丁をいれる(刺しすぎ注意)
新鮮な栗だと鬼皮が薄く薄皮まで剥けてしまうので、気を付けてください!
一か所が剥ければ後は、手でも剥けます!包丁を使うよりも薄皮を傷つける心配がなくなります!
全部剥けました~
剥けたら栗の重量を計って砂糖を用意しておきましょう!
ここまでが一番根気のいる作業です!
ケバケバやスジはこのあと綺麗にします!
栗むき器使うと渋皮まで剥けちゃうんですよね~
渋抜き
1.鍋にたっぷりの沸騰したお湯を用意します。※鬼皮をそろそろ剥き終わるくらいに用意しておくとスムーズです。
2.沸騰したところに重曹を入れます※ぼこぼこしてくるので注意です
3.重曹を入れた後に鬼皮を剥いた栗を入れます
4.ふつふつと沸騰状態が続くくらいの火加減で10分煮ます
5.アクをすくう※茹でこぼすので少し取ればOKです
6.もう1つ鍋を用意してお湯を沸かしておきます
7.10分経ったらザルにあげ、沸かしておいた湯に入れて、再度10分煮る※重曹は最初の1回だけ入れます
茹でこぼし作業は栗によって異なります。大体2~4回繰り返します。
1回目の渋抜きの色
黒っぽい色から、このくらいになるまで繰り返します(今回は4回やりました)
渋皮の表面をそうじする
1.渋抜きが終わったら煮汁を半分捨てて、水を入れる。触れる温度まで少しずつ水を入れる。
※急激に冷やすと栗が割れてしまうので、気を付けてください
2.竹串、爪楊枝で渋皮の表面の繊維を取り除きます
産毛みたいのは手で優しく優しくこすると取りやすいし早いですが、栗が崩れる可能性があります!
3.筋も1本ずつ取り除く
そうじをすると綺麗な木目調の模様が見えてきます!
栗を煮る
1.鍋に栗を入れ、ひたひたになるくらいの水を加えます(今年は水を入れすぎて優し~甘さになりました)
2.栗の重量の60%の砂糖の半分を最初に入れ、火にかけます
3.煮立ったら残りの砂糖を加え、再び煮立ったらアクをすくいます
※砂糖は一度に加えると栗に甘味が入っていかないので、2回に分けて入れます(量によっては3回に分けます)
4.真ん中に穴をあけたクッキングペーパーの落とし蓋をして静かに20分煮ます
栗に傷がつかないようにペーパーの落とし蓋をおすすめします!
表面がぐらぐらしないくらいの火加減
5.20分程たち、煮汁がとろっとしてきたら火から外してそのまま冷まします
煮汁がとろっとしてなければもう少し長く火にかけ、調整してください
自然に冷ますことによって味がより含まれます!
完成
煮汁をとろっとするまで煮るとツヤツヤコーティングされて美しい!!!
出来立てを食べても美味しいですが、次の日に食べた方が甘みもしっかり浸透して美味しいです!
自家製の渋皮煮の保存は清潔な容器に入れて冷蔵で1週間程度。
毎日火を入れればもう少し長く保存出来ますが、砂糖の浸透圧の関係で栗が硬くなりがちなので、早めに食べきることをおすすめします!
私たちはそのまま食べるのが好きですが、アレンジもしてみてください!
アレンジ
- 完全に冷めたらお好みのブランデーやラム酒などを加えて
- パウンドケーキに混ぜて焼いても
- アイスに入れても
- パイ生地に包んで焼いてマロンパイに
まとめ
今年も栗の美味しい季節になってきましたね~
鬼皮を剥くのが一苦労で、渋抜きもなかなか大変ですが、美味しいので頑張りました。
たくさん作ったので家族や友人ににおすそ分けしました!
購入してからなるべく早く仕込むと鬼皮も薄くて比較的剥きやすいと思います!
今年は和菓子屋さんの栗きんとんも食べ比べしようと思います!その比較をまたブログに書きます!
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